技術と社会をつなぐ、安心のシンボル。
経済産業省が推進する令和6年度「無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業(自動運転車優先レーンを走行する優先通行対象となる車両に掲出を求める標章デザインの作成)」における標章デザイン開発を受託。公共の場で広く受け入れられ、信頼されるマークを創出することを目指した。
BACKGROUND
自動運転車優先レーンにおいて自動運転技術の実証実験を行う際、優先通行対象であることを他の車両が認識するための標章デザインが求められた。
IDEA
自動運転という新しい技術の標章を開発するにあたり、私たちは3つの点を重視した。第一に、将来の技術の進化に左右されない「普遍性」。第二に、未来の技術に対する人々の潜在的な不安を感じさせない「安心感」。そして第三に、行政が公式に認めた“しるし”としての信頼感、すなわち「公式性」。これらをデザインの核とすることで、長期的に社会に広く受け入れられるシンボルになると考えた。
PROCESS
上記のコンセプトを最も効果的に体現するアイデアとして、自動運転車を擬人化するデザイン案を練り上げた。無人運転を、自動車が周囲を観察しながら走行することと捉え、その様子を親しみやすく表現。全体に緩やかなカーブを用いることで、見る人が温かみを感じられるキャラクター性を付与した。これにより安心感を感じさせつつも、普遍性、公式性を担保するデザインに仕上げた。
OUTPUT
擬人化したコンセプトに基づく標章デザインを納品。様々な使用環境を想定しつつも、最も視認性と汎用性に優れた単色での使用を基本としたデザインとして完成させた。また、事前に商標権及び意匠権の先願調査を実施し、類似デザインが存在しないことを確認した上で、正式に納品した。


※貼付画像はイメージ
